前回の記事(
一億人に一人の美声)の続きです。
岡田有希子さんのプロデューサー・渡辺氏(キャニオンレコード)と、「秘密のシンフォニー」の作詞を担当した麻生氏の対談からの引用です。
掲載雑誌は、2013年の「週刊現代」です。
岡田有希子さんには多くの可能性を感じた、とのこと。
印象は、「妖精のようだ」
デビュー曲が決まるまで
インタビュー記事によると、複数の候補曲の中からどれをデビュー曲に選ぶかは、渡辺プロデューサーに一任されていた、とのこと。
・デビュー曲の制作のために、本人を知ることから始めた。
・岡田有希子さんの印象は、「妖精のようだ」
・大人の歌を歌わせるよりも、一度きりの高校時代をテーマにした歌にしたかった。
岡田有希子さんのデビュー曲「ファースト・デイト」が、どのような考えのもとに選ばれたのか、うかがい知ることができます。
慶應大学出身者の集まり
岡田有希子さんの第一作目のアルバム「シンデレラ」には、学園をテーマにした楽曲群が収められています。
曲づくりを担当した竹内まりやさんや、編曲・作曲をてがけた松任谷正隆さん、萩田光雄さんも、ぴったりな人選だと思います。
ちなみに、竹内まりやさん、松任谷正隆さん、萩田光雄さんは、
渡辺プロデューサーと同じ、慶應大学出身のアーティストです。
慶應大学出身ならではの、おしゃれで、品の良い楽曲に仕上がっています。
統一感のある仕上がり
岡田有希子さんの楽曲の特徴の一つには、
統一感のある仕上がりがあると、個人的に思っています。
アルバムに、その特徴が顕著に現れています。
これらの素晴らしい楽曲群と出会えたのは、渡辺プロデューサーの力量のおかげでもあった、といえそうです。