岡田有希子さんの魅力

当時のプロデューサーが語る「ファースト・デイト」

2023-10-18 18:02:13

前回の記事(一億人に一人の美声)の続きです。

岡田有希子さんのプロデューサー・渡辺氏(キャニオン​レコード)と、「秘密のシンフォニー」の作詞を担当した麻生氏の対談からの引用です。
掲載雑誌は、2013年の「週刊現代」です。


岡田有希子さんには多くの可能性を感じた、とのこと。


印象は、「妖精のようだ」

デビュー曲が決まるまで

インタビュー記事によると、複数の候補曲の中からどれをデビュー曲に選ぶかは、渡辺プロデューサーに一任されていた、とのこと。

・デビュー曲の制作のために、本人を知ることから始めた。
・岡田有希子さんの印象は、「妖精のようだ」
・大人の歌を歌わせるよりも、一度きりの高校時代をテーマにした歌にしたかった。

岡田有希子さんのデビュー曲「ファースト・デイト」が、どのような考えのもとに選ばれたのか、うかがい知ることができます。

慶應大学出身者の集まり

岡田有希子さんの第一作目のアルバム「シンデレラ」には、学園をテーマにした楽曲群が収められています。
曲づくりを担当した竹内まりやさんや、編曲・作曲をてがけた松任谷正隆さん、萩田光雄さんも、ぴったりな人選だと思います。

ちなみに、竹内まりやさん、松任谷正隆さん、萩田光雄さんは、 渡辺プロデューサーと同じ、慶應大学出身のアーティストです。

慶應大学出身ならではの、おしゃれで、品の良い楽曲に仕上がっています。

統一感のある仕上がり

岡田有希子さんの楽曲の特徴の一つには、 統一感のある仕上がりがあると、個人的に思っています。
アルバムに、その特徴が顕著に現れています。

これらの素晴らしい楽曲群と出会えたのは、渡辺プロデューサーの力量のおかげでもあった、といえそうです。
一億人に一人の美声

2023-10-18 17:37:16

週刊現代の記事から

2013年の「週刊現代」に、岡田有希子さんに関する貴重な記事が掲載されました。

岡田有希子さんのプロデューサーだった渡辺氏(キャニオン​レコード)と、 「眠れぬ夜のAQUARIUS」、「秘密のシンフォニー」の作詞をした麻生圭子氏の対談です。

麻生圭子氏は、「セシル」などのアイドルソングを多数手掛けた作詞家です。


「一億人に一人の美声」との見出し記事。


魅力のあるアルトの声質は、希少とのこと。


プロデューサーには、大きなプレッシャーがかかった、とのこと。

重要人物

渡辺プロデューサーは、岡田有希子さんの全アルバムを手掛けています。 岡田有希子さんを語る上で重要人物です。

しかし渡辺プロデューサーご本人が岡田有希子さんについて公に語る機会は、ほとんどなかったと思います。
その意味で、この記事は貴重なのではないか、と思います。

説得力のある歌声

対談の中で、渡辺プロデューサーと麻生氏は、岡田有希子さんの魅力について、アルトの声質を一番にあげています。

ユッコさんのアルトの魅力は、管理人も大いに同意です。 聴き心地が良く、それでいて歌に説得力を感じます。

「一億人に一人の美声」と記事の見出しにありますが、大げさな表現ではないかも、と思ったりします。 誰がそう言ったのかは記事には書いてなかったですが、渡辺プロデューサーの言葉ではないかと思います。

この対談が行われた2013年は、渡辺プロデューサーは長い闘病生活中だったとのことです。

この対談を最後の機会と考えて、色々と心の内を語ってくれたのでしょうか。

次の記事へ続く